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タイで日本人御用達のMP(マッサージパーラー)と言えば「ナタリー(NATAREE)」ですが、そのナタリーがタイ警察に摘発されました。逮捕者はなんと120人にだそうです。
ナタリーが摘発されたときの動画です。

おなじみナタリーの看板です。
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ナタリーの摘発は国際NGO団体から人身売買の指摘をされ摘発に繋がったという事です。
人身売買とは、昔の日本でもよくあった「借金のカタに売られる」ことです。
ナタリーが関係各所に渡していたワイロの帳簿と売り上げ帳簿
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左の売り上げ帳簿を見て驚きました。下記が拡大した図
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  • ナタリーの1カ月の売り上げ ー 19,425,980バーツ 日本円で約6千万円
  • 1日平均の売り上げ ー 626,644バーツ 日本円で約190万円

    純利益は50%以上あると思うので営業利益は年に4億円くらいですか 
ナタリー(NATAREE)とは
名称 ー Nataree Massage
場所 ー Din Daeng Bangkok 10400 Thailand
料金 ー 目安として7000円から30,000円など一律ではない。さらにチップやドリンク代なども掛かり定価以上必要です。
サービス ー ひな壇で女性を選び、飲食や古式マッサージ、プラスαのサービスを受ける事ができる。
タイのバンコク、ラチャダーピセーク通りにある総合エンターテイメントコンプレックスが密集する地域ある老舗のマッサージパーラー。創業20年はゆうに超える。なおタイにおけるマッサージパーラは許可制の合法とされている。今回の摘発は人身売買容疑と報道されています。
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しかし、むかしのタイならいざしらず、山間で生活する少数民族ですら携帯でネットにアクセスするネット時代にNGOがわざわざ指摘しなければいけないほどの人身売買が行われていたとは考えにくいのですが。
タイは今や貧しい国ではありません。タイの物価は日本の7割程度です。ちなみに日本の100均ショップは日本が一番安く、タイでは同じ商品を100円で買う事はできません。マクドナルドの値段もほぼ日本と同等です。魚やエビなども日本の方が安く感じます。
むしろタイよりも中国やインド、パキスタン、バングラデッシュ、ネパールなどの方がより大規模で悲惨な人身売買が行われていると思います。
今回の摘発は国際NGO団体のパフォーマンスとタイ政府の対外的アピールに過ぎません。
NGOにとってタイは格好のアピールの場なのです。タイは東南アジアでもっとも有名な観光大国です。そしてかつては未成年を買春する悪名高い場所としても有名でした。ですから「タイで人身売買」などと騒ぎ立てれば、世間は「タイならありえるか」「よくやった」となるわけです。(過去のイメージにとらわれているだけなのですが)

そしてタイ政府も、ナタリーの摘発により「人身売買を許さない」国としてアピールできます

しかし本当に国際NGOが活動しないといけない国はタイではありません。
中国で人身売買が行われていたとしてもNGOは動きません。中国政府が怖いから?あるいはインドでネパールの女性が拉致され、いまだ人身売買されていても一向に解決する気配はありません。NGOは何をしているのでしょうか?

コストが掛からず寄付金が集まりやすい事案を「重箱の隅をつつく様に」選んで行動しているとしか思えないのですがね。

ではナタリーのガサ入れで涙目の皆さんの声をどうぞ
ssslion ‏@ssslion5656  
夏に行く予定だったナタリーが摘発。。。バンコクももうダメなのでしょうか 

いさぽん ‏@flatoutcool 
大変だ〜ナタリーがガサ入れ!!!! ここの娘達は皆いい娘だけに残念、そろそろ行きたいなぁなんて思ってた矢先に